« ご飯が作れるのはうれしいな | トップページ | 契約は更新。もうちょっとがむばる。 »

2015年3月 9日 (月)

マイノリティの辛さと可能性

先日、マンガでIS(インターセクシュアル)というものを読みました。
珍しく一気に17巻まで読んでしまいました。

ISとは、2000人に一人という割合で、性器、卵巣・精巣といった性腺、染色体等が男性型
女性型のどちらかに統一されていないか、または判別しにくい等の状態をいいます。

ほとんどが、小さいころ、どちらかの性にするために、手術をし、ホルモン剤を打って、
社会にわからないように、隠れて、隠されて、生きていく人が多いそうですが、それでも、大きくなって、戸籍の性
と反対に、体が男性化したり、女性化したり、してしまうこともあり、
体と心が性別の中で揺れ動く大変さをもっているそうです。

性同一性障害は身体の性別がはっきりして、その身体とは違う心という場合なので、ISとは違います。

以前ちょこちょこ読んだことがあって、この漫画で、
「自分たちの体は神様がオーダーメイドで作っている」というセリフが好きだったんです。

私は体にとてもコンプレックスがあります。
あちこり、部位がとても老化したり、壊れたりしていって、女性性、人間性を壊されていくような感覚をもっていました。
一見一瞬わからないけれど、いろいろ隠しています。

自分は、今老人なんだ、女性じゃないんだ、だから、あきらめるんだ、とか、思いこもうとしてきたこともかつてはありました。
でも、心のどこかで、そんなことは問題ではない、私はわたしでいいのだとも感じていました。
そんな時に出会ったセリフなので、とても共感したのです。

女性、男性と、すべてが振り分けられている世の中で、
身体で振り分けられない性別を持った方がたは、あまりにもマイノリティであるために、
苦悩はとても想像しても追い付かないものがあります。

それでも、女性でも男性でもどちらでも構わない、その人そのものの生き方、
それすべてがすばらしい、と思える漫画で、とても温かかったです。

男性でも女性でもなくても、両方あっても、どちらでもなくても、素晴らしい存在、なんですよね。

っていうか、性別なんてどうでもいいよね、くらいの豊かな世の中になったらいいです。
ISの方が自然にその形を大事にされていける世の中だったら、すごい豊か。
男女観で縛られている人たちが世の中どれだけいるんだろう。
そういうのなくなったら、自由です。

そして、統合失調症も、やっぱりマイノリティです。
けれど、それもすばらしいのではないかと思います。

社会の価値観の中で追い込んで生きなくてもいいんだな、って私は思えてきました。

どんな人がいてもいい、弱くても年取ってても、強くても、男でも女でも、正常でも異常でも
どちらでもなくても、
あまりにも多くのいろんな人たちがいるからこそ、多用な考えや生き方があるからこそ、
ものさしなど意味がなくなってくるのだと思います。
マイノリティは、しがらみやものさしを超え、ものさしを破壊できる存在だと思います。

可能性って実はすごいあるんじゃないかなあ、なんて思ってます。


この世のすべてがいろんな種から咲く多種多様な花々だからこそ、
とても社会は豊かできれいなんだと私は思います。

マイノリティは社会も自分ももっと豊かにできる可能性を持っている。

せっかくだから、この統合失調症の人生と、
それから体のいろいろな大変さもある人生を楽しんでしまえ、
そう思えたものでした。

Img064

なくなった と思うじゆうは

最初から 本当のじゆうではないのさ


消えてしまった と思うじゆうは

もともとの じゆうではないのさ


本当の 自由は

最初から最後まで 失われないもの

じゆうに じゆうに 生きてゆこう

ゆたかに ゆたかに 生きてゆこう


最初から失われない じゆうは

だれの中にも あるのさ

にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ
にほんブログ村

« ご飯が作れるのはうれしいな | トップページ | 契約は更新。もうちょっとがむばる。 »

日常」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/2098096/59206251

この記事へのトラックバック一覧です: マイノリティの辛さと可能性:

« ご飯が作れるのはうれしいな | トップページ | 契約は更新。もうちょっとがむばる。 »